北田工務店の現場日記
基礎工事(配筋組み)の施工

地業の後は鉄筋を組んでいきます(配筋工事)
この鉄筋がコンクリート内に配筋されて、鉄筋コンクリート造と呼ばれます
鉄筋の径や継ぎ手長さ、鉄筋のピッチ(間隔)など細かい基準があります


それはそれぞれの構造的・物性的弱点を補い合う関係にあるからです
地震の時は構造躯体に連続して力が加わります
その揺れの力には圧縮する力と引張りの力があります
コンクリートは圧縮の力には強いのですが 引張りの力には
限界を超えるとすぐ壊れてしまいます
また鉄筋は圧縮されるとすぐ曲がってしまいますが
引張りに対しては強く、限界後も伸びによる耐力(じん性)があるのです

その他、錆(さび)やすい鉄筋をコンクリートが不動態膜で錆びにくくしたり
熱に弱い鉄筋を熱を伝えにくいコンクリートで覆っています
これから床のスラブコンクリートを打ち込んで、立ち上りの型枠組みになります
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