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北田工務店の現場日記

鑓鉋って?

大工道具の一つに(かんな)があります
カンナと言えば、今では『台カンナ』を指しますが、昔は
槍(やり)の穂先に似た形をした『鑓鉋(やりかんな)』の
ことでした。
↓【台鉋】
kanna.jpg
↓【鑓鉋】笹の葉を鋭くした様な姿
yari2.jpg
yari.jpg
本古墳時代から古代・中世にかけて縦挽き鋸が
無かったので、ノミ・クサビを打ち込んで木目に沿って
裂き割る方法で製材していました。打ち割った粗い材面は
手斧(ちょうな)で荒削りし、仕上げにこの鑓鉋が使われていました。
現代でも、重要文化財の社寺や城の復旧作業など、
忠実な復旧作業において宮大工によって使われています。
特大の鑓鉋は起工式など儀式用として使用されます。
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