きのう 近くにあります 東洋大学へ行ってきました
飯能信用金庫と東洋大学工業技術研究所による
『 産学連携セミナー 』への参加が目的です

セミナーの様子

温室効果ガス排出量CO2削減への取り組みの一環として
現状の森林が炭素をどれだけ吸収しているのか、また
森林の経年変化の推計を考慮しながら いま私たちが
取り組まなければならない問題点・課題を木材の利用促進
への取り組みとしてどんな活動ができるかなどを受講しました
実際に大学内で実証実験住宅(木造・鉄骨ユニット)があり
その材木や部材のリユースに向けた実験データを集計し
技術研究所の研究員のみなさんが循環利用や社会貢献に
ついて日々研究努力と産学連携でセミナーやインターンシップなどをとおして
地域の企業と一体となって具体的な行動へ進んでいく動きをしています
基準年比で温暖化ガスを
6.0%削減しなければならない日本は
その中の3.8%相当、1300万炭素トンを森林による炭素吸収で
まかなう計画ですが・・・
実際には 毎年20万ha(埼玉県面積の約半分)、6年間で120万haの
森林整備の追加が必要だということです
また建築用の総木材相当量をすべて県産材利用とした場合でも
現状の約6割程度にとどまるようで、厳しい状況になっています
私たちの生活でも資源のリサイクルやオール電化、太陽光発電など
CO2削減から いろいろな分野で製品構造や行動スタイルが影響を
受けているんですね
一人ひとりができること・・・ やるしかないですね